DANRIN SALON
仲間を助ける(嘆願書を書くお大師さま)
2020/07/27
人は誰でも過ちを犯します。平安時代の僧が過ちを犯せば厳罰が待っています。 誤ちを犯した僧のためにお大師さまは朝廷に嘆願書を書いています。 その名文は読むものの心も動かします。 「過ちを許して更生させることを寛大といい、不正をした者の事情を詳しく知って承知することを含弘(全てを包み込んで光らせること〕と」説かれています。 昔は水に落ちた犬はたたくな、という言葉もありましたが、 今は落ちた犬はとことん叩くような時代です。 許す心があると自分も豊かに楽になれます。